ホノルルマラソンで叶えた夢②

走っている時って

想像できないくらいの試練や壁がやってくるんですね。

走ることがつらくなってきて、そんな自分に落ち込んで、普段の自分には全くないようなネガティブな自分が何度も顔を出してくるんです。


語弊がないように言いたいのですが、

本当に生きているのがつらいって半端なく思えることが多々出てくるんです。


僕の場合は、何よりも過去の怪我から「足が痛い!」っていうのが大きいんですけど、

それに付随して、逃げたい、こんな自分が嫌だっていう気持ちがたくさん出てきて、あきらめそうになる、歩きだしてしまう、そんな自分とずっと闘っていました。


そんな時、なりたい自分、未来の自分、周りの人たちの幸せそうな顔を思い浮かべながら、こんなことを乗り越えられなかったら、

未来の壁なんて絶対乗り越えることなんてできるわけがない、と言い聞かせて、ただひたすらあきらめそうになる自分をこらえた。


自分が嫌になり、でもやっぱり生きていかなくちゃいけないという強い気持ちで生き返った自分がそこにいて、

やっとゴールできた時、達成感なのか、やっとっていう感じなのか、安心感なのか、喜び、途中で何度も心が折れている自分へのくやしさ、色んなものが入り混じって感動になる。


実は、ホノルルマラソンの前に出場した国内の福知山マラソンで、走り続けることへの壁にぶち当たる経験はしていました。

4時間以内でゴールする!という目標は、半分ほど走った20㎞地点であきらめることとなった。

歩きたくなり、心折れてしまう。足が痛いわ、疲れたわ、走りたくないわ、でも走り切らなあかん、あきらめようと思えばあきらめられる、もうこんなつらい思いしたくない、自分って駄目な人間やわとネガティブになってしまう、そんな想いばかりになりました。

そんな風に7,8㎞ほど歩いては、また走って、でもやっぱり足が痛くてやっぱりやめたくなっての繰り返しをしていると、たまには立ち止まってもいいんじゃないか。

休憩して、身体をほぐし、足をもんで心も休めながら、前に進むための準備をして、ゴールに達することができればそれでいいじゃないか。


それまでの僕だったら、目標達成できなかったらもうだめ、という考え方だったけど、そんなに簡単に目標って達成できないよねって、その時気づいたんです。

人生そんなに甘くないよねって受け入れることができて、あきらめなければいいんだって思いました。

2回のフルマラソン、その後に経験したハーフマラソン。

苦手なことに挑戦し、自分の中から出てくるネガティブと向き合いながらもあきらめず、達成したその先に見えてきたものとは?

③へ続く。

KENSHIRO

美容とサッカーの実業家 片岡健志郎(かたっち)の夢物語! いつも、ワクワクする夢を考えています。 「ケンシロウ、それいいね!」 と共感してくれる方、僕と一緒に実現していきませんか?

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